第6章
手術手技(患者説明から術後患者指導まで)
2. Stage1:リード植込み術

④リードの植込み

リードは、ベントスタイレットを用い、尾側の方向を向くように挿入し、深さは2番電極と3番電極の間に仙骨前面が来る位置まで進める。

リード挿入のポイント

  • マーカーCの位置までリードを進めると、先端がイントロデューサシースの先端に揃う。
  • マーカーDの位置までリードを挿入するとイントロデューサシースから電極がすべて露出する。マーカーDより深く挿入するとタインが展開してしまい深さの調整ができなくなる為、注意する。


画像提供:自治医科大学 味村 俊樹 先生